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放射線症
被爆して大量の放射線を浴びた者は、白血病の発症率が増加した。
発症の頂点は1951年、1952年であり、その後は徐々に発生率が下がる。
広島被爆者では慢性骨髄性白血病が多く、受けた放射線の被曝線量の増加にほぼ比例する形で白血病発生率が増加している。
また、若年層ほど白血病の発症時期が早かった。
発症すると、白血球が異常に増加し、逆に赤血球等の他の血液細胞が減少して障害をまねく。
さらに白血球の機能も失っていく。
1950年代は白血病には治療法がまだなく、代表的な不治の病の一つであり、発症者の多くが命を落とした。
原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子は、わずか12歳で白血病のために亡くなっている。
以降は癌の発症が増加した。多臓器に繰り返し発症する例がしばしば見られ、被爆者を長期間に渡り苦しめている。
これら被爆者の遺伝子染色体には異常が見られることが多く、放射線による遺伝子破壊が癌を招いている可能性も指摘されている。
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