|
2001年9月1日 - 新宿歌舞伎町ビル火災。死者44名。雑居ビルの問題点が明らかになった。
歌舞伎町ビル火災(かぶきちょうビルかさい)は、
2001年9月1日に東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル「明星56ビル(みょうじょう - )」で起きた火災。
44名が死亡し、日本で発生した火災としては戦後5番目の大惨事となった。多くの死傷者を出した原因は、ビル内の避難通路の確保が不十分であった為とされる。出火原因は放火とみられるが、2009年5月26日現在未確定。
居合わせた客と従業員のうち、3階の19名中16名、4階の28名全員の計44名が死亡、3階から脱出した3名が負傷した。
出火地点はビル3階のゲーム麻雀店「一休」で、エレベータ付近から出火。
ビル3階と4階のセクシーパブ「スーパールーズ」の防火扉が開いていたため、この2フロアに火炎と特に煙の回りを速めたことが、被害を拡大させる一因となった。44名全員が急性の一酸化炭素中毒で死亡したことが、それを表している。
内部で既に火災が起こっていたところに従業員の一人が何も知らず扉を開けてしまい、空気が入ってきたためバックドラフトが引き起こされた。
この従業員は道路側の非常口からそのまま飛び降り、この救急要請の通報が第一報であった。
また、従業員二人は別の窓から屋根伝いに脱出した。
3階ゲーム麻雀店で助かった3名は、事務所の窓から脱出した従業員であり、従業員という立場でありながら避難誘導しなかった。
また、この際目撃証言から「4人目」の生存者がいたとされるが、この人物はその後行方をくらました。
自動火災報知器は設置されていたが、誤作動が多いために電源を切られていた。
また、4階は天井を火災報知器ごと内装材で覆い隠してしまっていた。
この種の雑居ビル火災として、1973年5月28日に第6ポールスタービル火災(死者1名)がある。現場が同じ歌舞伎町で、違法な内装、防災管理の不徹底などで東京消防庁から警告されていた点が類似する。
事件から10日後の9月11日、アメリカ同時多発テロが発生したため、事件の報道が激減した。
情報追加掲載スペース
|